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2007年5月2日
「サザン・ライト」、僚艇に迎えられ真夜中にフィニッシュ!

Photo:Tak Yamazaki

Photo:Tak Yamazaki
本レース7艇目のフィニッシュ「サザン・ライト」は、5月1日午後3時頃紀伊水道に入り、10ノット近いスピードで走り、午後6時頃大阪湾に入ってからもよく走り約6時間後の5月2日5月2日00時43分41秒にフィニッシュ。所要時間は37日12時間43分41秒。

スタート後ラダーを損傷、3月29日〜4月2日オーストラリアのニューサウスウェールズ州に寄港して修理に時間を費やしました。4月12日でもまだ最下位、15日頃にソロモン海でフリートに追いつき、すばらしい追い上げで7位まで浮上しました。

フィニッシュラインでは「玉子丸」が出迎え、盛んにホーンを鳴らして歓迎しました。午前2時から行われた歓迎セレモニーで、トレントさんは「お腹が空いた!」と率直な今の気持ちを述べていました。スキッパーのトムさんによると、「今朝は風が強くて忙しく、ケータリングが遅れたんだ。だから『チックタック』というビスケットだけ。次からはもっと食料を用意するよ。」ということでした。何でも、レトルト食品を30日分、予備の食料を5日分持っていたのですが、最後の2日は悲しい食事だったそうです。

成績には二人とも大満足。レース中よかったことは、トムさんはすばらしいセイリング、すばらしい人たち、自分の国とは違う国に来れたこと、午前2時にこんなにたくさんの人が出迎えてくれたこと、パートナーとは今でも友達であること、参加者同士の仲間意識などを挙げていました。

最悪だったことは、二人声を揃えて「雨!」。レース中なくてはならないものは、チョコレートともっといいトローリングの道具。今したいことは、シャワーを浴びて、食事をして、アルコールを補給すること、そして楽しい時間を過ごすことでした。

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着順8位「ハラバルー」フィニッシュ。親子の絆、深まる!

Photo:Osakacup
8番目のフィニッシュ、ジム・オキーフさんとジョー・オキーフさんの親子が乗る「ハラバルー」は日本時間昨日5月1日午後9時頃、7ノット以上のスピードで紀伊水道に入り、今朝2日の午前6時頃に大阪湾に入り、5時間弱でフィニッシュしました。到着時刻は日本時間5月2日10時51分59秒、所要時間は37日22時間51分59秒です。

11時30分頃から始まった歓迎セレモニーで、今の気持ちを、ジムさんは「とても幸せ」、ジョーさんは「お腹が空いた!」と若者らしいコメントで表現。どうやら今日の午前4時頃から何も食べずにラストスパートをしてきたようです。

レース中よかったことは、「大阪湾に無事入ったこと」(ジム)、「父といっしょに居られたことと、日本に来られたこと」(ジョー)。最悪だったのは「ニューギニア付近で風がなくなり、後戻りしたこと」(ジョー)、「無風状態が何度もあったが、そういう時の気持ちはここで捉まってしまって二度と家に戻れないのではないかという閉塞感。眠れないし、動けないしで。」(ジム)。

レース中なくてはならないと思ったものは、口をそろえて「アルコール!」。バーボンを2本積んでスタートしましたが、ジョーさんが瓶を持ったまま転んで中身が減ってしまったとのこと。ジムさんによると、「このレースは長く、ハードで、素面のレースだった。」そうです。このバーボンは、赤道で少し残っていたので、海の神ネプチューンに捧げ、記念写真を撮りました。

今何がしたい?という質問には、ジムさんは「髭剃り、シャワー、冷えたビール、温かいベッド、揺れない床が欲しい。」、ジョーさんは「シャワー!」という答えでした。

ジョーさんによると、昨夜お父さんがしみじみと「そういえば、一回もけんかしなかったなあ。」とおっしゃったそうです。すてきな親子ですね。

因みに「ハラバルー」の意味は、パーティなどで大勢の人がワイワイ騒いでいることを表現するのだそうです。元々はヨットの艇体が細身なので、長くて細身の魚である「バラクーダ」という名前でしたが、他に同じ名前の艇があったため改名しました。大阪からの帰路は、レース中横目で見ながら通り過ぎたグアム、トラック諸島、ニューカレドニアなどの美しい島をクルージングするのだそうです。

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日本艇3艇目の「朝鳥」もフィニッシュ!

Photo:Tak Yamazaki

Photo:Tak Yamazaki

Photo:Tak Yamazaki
日本艇3艇目となる「朝鳥」が着順9位でフィニッシュしました。名古屋出身のお二人、大勢のサポーターが駆けつけ盛大な歓迎となりました。到着時刻が日本時間5月2日13時54分51秒、所要時間38日01時間54分51秒。

恒例のインタビュー、あまりにおもしろかったので、実況中継にします。

Q:今の気持ちをお聞かせください。

A藤田:「フツー。落ち着いている。でもまだ揺れているよ。」

A西:「冷たいものをずっと飲んでなかったので、(シャンペンが)おいしい!冷蔵庫が壊れてちゃって・・・冷蔵庫の大切さがわかりました。」

Q:成績には満足ですか?

A藤田:「満足でないからいいんじゃない?次へのステップになる。満足しちゃうといけないな。今回出てみて、出ないとわからないことがたくさんあった。」(「次出るかどうかわからん」とここで西さんの声が)

A西:「オーナーの前でどういえばいいのか・・・。船は走るはず。」

Q:レース中よかったことは?

A藤田:「悪くなかったことがよかったかなあって思う。」

A西:「よかったこと、よかったこと・・・?痛風が出たんだけど、薬で何とか治しました。」

Q:レース中最悪だったことは?

A藤田:「スコール。5日間連続。ボクのワッチだけスコールに当たるの。中で着替えてワッチに入ったら、ザ〜〜。また着替えてワッチに入ったら、ザ〜〜!キャビンの中が着替えだらけになった。」

A西:「やっぱりスコールですね。凪からいきなり20〜30ノットの風に変わるのであわてて・・・終わったときにはスコールも終わっている。寝られない。」

Q:レース中なくてはならないと思ったものは?

A藤田:「アルコールだね。水分補給にもならないし、要するに役には立たんのだけど、ボクには役に立つ。」

A西:「やっぱパートナー。」

Q:今何がしたいですか?

A藤田:「(あくびをして)ごめんなさい。何がしたいとは思っていない。
イカ刺しもいいなあ。5月だからタケノコを煮つけてサンショウの葉を載せたものが食べたい。(サポーターから「持って来た」の声あり!) うれしい!」

A西:「あの〜質問忘れました。ああ、やりたいこと・・・お風呂に入りたいです。」

ここで、「リュウジン」のジョン・セイヤーさんから質問です。

「どこに行ったらそんなに短いパンツが買えるのですか?
オーストラリアではどこへ行っても見つかりません。」(爆笑)

A藤田:(パンツを引っ張って)「そんな特別なもんじゃないけど。30年穿いてるよ。」(爆笑)

おわり。

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