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2007年4月27日 海上でも、ここ大阪北港ヨットハーバーでも長い夜が明け、本日午前06時12分02秒にジョック・マカディーさん、ハミッシュ・マカディーさん親子が乗る「アレックス−チーム・マカディー」が、「ココリン・インターランド」とのデッドヒートを制して、MELBOURNE OSAKA CUP 2007ファーストフィニッシュを飾りました。ハミッシュさん曰く、「フィニッシュにふさわしい時を選んだ」という美しい夜明け、太陽の光に滑り込んでいくようなフィニッシュ。その瞬間、二人はしっかり抱き合いました。所要時間は32日18時間12分02秒。 レース歓迎委員会の市民ボランティアによる歓迎セレモニーには早朝にもかかわらず50名ほどの人が集まりました。インタビューでは、ジョックさんは、「疲れているが、フィニッシュできてとてもうれしい。成績は、レース初期にブームを損傷、修理のため4日無駄にしたが、復帰後上位に食い込めたことは満足。レース中最もよかったことは、もちろんフィニッシュ。最悪だったのは、天気。特にこの4日はほとんど寝ていない。レース中なくてはならないと思ったものはワイン。今はシャワーと睡眠が必要。」と語ってくれました。 息子のハミッシュさんは、「ブームを折ったときは、目の前が真っ暗になったようだったが、巻き返せてうれしい。ある本で、海に出ると大変な目に遭い、二度と来るものかと思うのに、また出ていきたくなるという話を読んだことがあるが、その意味が今やっとわかった。」また、若者らしく、レース中女の子が周りにいなかったのが寂しかった、これから大阪を探検したい(女性という意味ではなく)ということです。 > 参加艇リスト 今朝6時過ぎの「アレックス−チーム・マカディー」に続き、日本時間午後1時51分22秒に東京から駆けつけたサポートチームが見守る中、「ココリン・インターランド」がフィニッシュ、二人はがっちり握手を交わしました。 スキッパーの松永さんは、1987年第一回大会に「OKERA-7」でヨットの師匠である斉藤茂夫さんが参加、その時準備も手伝い、いずれはこのレースに自分も参加したいと決意。自分にとって最高の、最大の、夢であり、目標のレースにいよいよ今回自分自身が参加して夢をかなえることができると、レース前に語っていました。 一方、ジョン・バンカートさんはニュージーランド出身、オーストラリア クイーンズランド州サンシャインコースト在住、「サンシャインコースト・セイリングアカデミー」を主宰。これまでに沿岸、外洋、ヨット回航、レース、クルーのトレーニングなど世界の海を12万海里航海してきました。 地元レースに加え、1996〜97年世界一周レースで香港から参加の「メイドゥン」でスキッパーを務め、1999年には「マグナデータ」というヨットで無寄港オーストラリア一周、43日19時間という記録保持者。2003年TASAKI OSAKA CUP 2003に、ニュージーランドのブライアン・ピーターセンさんの「マベリックII」で出場して優勝。 前回フィニッシュ直後のインタビューでは、「無事大阪に着いてほっとしている。またこのレースに参加して、新記録を出したい。」と語っていましたが、前回の29日20時間57分59秒は破れませんでした。 フィニッシュ後のインタビューで松永さんは、今の気持ちを聞かれて、言葉を選びながら「ずいぶん遅くなりお待たせした。サポートチームも含めて、ココリンのメンバー全員で成し遂げたレースだったことを実感している。レース前半で、前を走る艇が全部いなくなったのに、その後5日も無風に捉まったり、大きなチャンスを十分活かせなかったのが悔しい。」レース中でよかったことは、冷蔵庫があったので、おとといまでビーフステーキを食べていたそうです。 同じくインタビューでジョンさんは、「2回目のレースで無事大阪に着いて安心している。今回は日本の艇で参加できたことを誇りに思う。予想より長かったけどいいレースだった。毎日が楽しかった。特に、上位に上がってから3艇で楽しいレースができた。じっと観察して、彼らが前に出ると、ボクたちも前に出るという繰り返しだった。紀伊水道では、『アレックス』が靄の中視認できたが、彼らはボクたちを抜いていった。そこで残念ながらハリヤードを切ってしまったのでこういう結果になった。レース中最もエキサイティングなのは今、ここにいることだ。」と答えてくれました。 > 参加艇リスト 本レース3位を走っている「ガストー」は本日20時30分JSTに友ヶ島水道を通過、22時00分のアルゴスデータではあと残航約20海里、フィニッシュは明日28日02:00〜03:00と予想されます。 また長い夜になりそうです。 ガダルカナル島で修理をして以来、パートナーが下船、一人でここまでがんばってきました。航跡図右下の迷走はマストを支えるフォアステイが切れたことによる苦労の跡です。 > 参加艇リスト |
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