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2007年4月15日 レーススタートから22日目、「ガストー」に続き、「ココリン」が日本時間昨日4月14日23時30分〜24時の間に、そして「アレックス」が今朝06時〜06時30分の間に赤道を越え北半球の入り、いずれも今日正午頃には8〜9ノットで走っている模様です。日本時間今朝7時頃のアルゴスデータでは、「ココリン」が首位、「ガストー」が東寄りのコースを取っているため「アレックス」が2位にランキングされています。 先週日曜日以来、「ガストー」は大きく東に寄ったコース取りで、「一人旅をしている」とニュースでご紹介してきましたが、おととい4月13日の夜に「ガストー」のブライアン・パティンソンさんからメルボルンのインターナショナル・レースオフィサー ケビン・ウィルソンさんに届いたメールで、本当に「一人旅」をしていたことが判明しました。 「ガストー」はグースネック修理のためホニアラに寄港、そこで個人的な理由から、パートナーのパトリック・ギダイスさんが下船、帰国しました。ブライアンは一人でレース復帰、当然のことながら今も一人で走っています。 彼ら二人は、2003年のレースに「オーサイン」で出場、スタートからまもなく、やはり個人的な理由からパトリックが下船、レース委員会はブライアンがシングルハンドでレースを続行することを認めましたが、シドニー沖でブームを折りリタイア。 「僕も『ガストー』もこのすばらしいレースを完走し、完走者として記録に残してもらいたい。道中、すばらしいヨットとクルーに負かされても、僕はフィニッシュしたい。お願いだ。」 「現在自分一人の能力でセイリングしており、有利なことは何もない。家族には、危険だと思ったらリタイアすると伝えてある。すべての責任は 僕自身にあり、自分がこれからどういうことをしようとしているのか十分分っている。艇も僕も最高のコンディション、レースを完走できないという理由が見付からない。」 今回のレース委員会も、シングルハンドでのレース続行を「有利になる点はない」と認めました。昨日夜に「ガストー」から届いたメールです。 「レース続行を認めていただき感謝している。これがどのくらい僕にとって意味を持つことか。今日も暑くて風がなかった。ほかの艇にも、赤道を過ぎてもあまり状況は変わらないと伝えてあげたい。今日いくつかよさげなストームを追いかけてみた。果たしてその努力が価値あるものかどうかわからない。1〜2時間吹いてくれるものもあれば、30分で終わるものも。しかも、自分が行きたい方向に動くものでなければならない。でも、もし次のストームがこの無風から抜け出させてくれるものならと思うと、その努力をついしてしまう。きっとすぐいい風が吹く。ポジション 北緯0度32分 東経155度24分」 > 参加艇リスト 日本時間今日15時頃のアルゴスデータでは、4位「玉子丸」と5位「デカダンス」が入れ替わりました。どのレースも理想的に走ればこういうコースになる・・・という無駄のないコースがあり、それを「ラムライン」(航程線)と呼んでいますが、「デカダンス」はジョークを飛ばしながら、最もラムラインに近い走りをしています。 今朝の「玉子丸」ジミー・ドアティさんからのレポートです。 「この2、3日風がなく、たくさんのスコールに出合ったので、デッキは超キレイ。ついでに誠もボクもキレイ。1分進んだかと思うと、次の瞬間には止まっている。」 「だいたい2ノットで何度も後戻りした。たぶん『デカダンス』にほとんど追いつかれていると思う。20〜25ノット吹くスコールを捉えるかどうかで距離が変わってくる。うまく引っ掛ければ、ずいぶん進む。『リュウジン』はたくさん捉えてきたと思う、が、彼らもそのほかの艇もできれば後ろに居てほしい!」 「今朝12ノットの北寄りの風が吹いていて、願わくば今夕の定時交信までに赤道を越えたい。あと40海里まで来たが、この2日シャンペンを氷で冷やしっぱなしなので、もう待てない!」 「このところイベントがない・・・前に進むか、後ろに戻るか、それが速いか遅いか、メインスルを縮帆するか、広げるか、でまるでドッジェムの車みたいだ。」 「今朝、イカが飛び込んできたが、日本艇だということがわかり、食べられないうちにイカスミの落書きを残して早々に立ち去ったよ。」 一方、「デカダンス」のフィル・クームズさんは昨日午後次のように伝えてきました。 「今日はよく揺れる。ボクたちも忙しく、1日の大半を水のことばかり考えている。どちらもかなり疲れていて、今夜出合うであろう嵐のことは特に楽しみにもしていない。」 その後のレポートでフィルは、「今はよく走っている。赤道を通過したら風が強くなると期待している。そうすれば目的地に着く。これから先のチャレンジは、もちろん日本に近づく際の黒潮さ。ピーウィーもボクも近々の赤道越えを楽しみにしている。」 > 参加艇リスト 6位「朝鳥」から今朝7時頃のデータで最後尾となった「ワイルド・ボア」までの各艇はニューアイルランド島沖を走っており、そろそろ全艇ソロモン海を抜けます。 6位「朝鳥」と7位「ハラバルー」が近く、8位「インジェニュー」と9位「リュウジン FGI」も近く、さらに10位「エソテリカ」、11位「サザン・ライト」、12位「ワイルド・ボア」も接戦となっています。 > 参加艇リスト |
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