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2007年4月10日
先頭集団のレース展開は遅め・・・後続の追い上げ顕著!

Photo:Osakacup
「ココリン・インターランド」
1987年に始まったこのレース、これまでの所要時間の記録は1995年のオーストラリア艇「ワイルド・シング」、26日20時間です。日本時間今朝7時頃のアルゴスデータで、トップ「ココリン・インターランド」は南緯5度41分まで北上してきましたが、大阪までの計算上の残航は2,673海里、1日200海里走って13日以上かかる計算ですので、記録は更新されそうにありません。

でも、参加者の多くはこのレースを夢の実現、自分自身への挑戦と位置づけているので、速さだけが重要なわけではありません!が、やはり風が弱く、不安定な天候の海域は早々に通り抜けたいことでしょう。昨日午前7時からの24時間で「ココリン」は96海里、「玉子丸」は99海里と辛い24時間を過ごしました。「玉子丸」は、日本時間今朝6時30分の定時交信で、「昨夜風が上がったときに、がんばって走っていたんですが・・・。ジェネカー、破いちゃいました。これから繕います。あとの航海 に大事なセイルなので。」

依然トップの「ココリン」は昨日日本時間13時30分に次ようなレポートをサポートチームに送ってきました。

「スコールが来てミズンを2ポイントリーフした。シャンプーを取り出し体を洗おうとしたら、雨が止んでスコールが終わってしまった。Johnと笑顔で『何もないよりましだね・・・』相変わらず風弱し。」Johnも「We need wind !!」と言っていました。
ポジション 南緯06度22分 東経154度17分 ブーゲンビル島 の西40マイル。快晴 コンパスコース325度、艇速5.7ノット、船内気温30度、船内湿度75%

Photo:Osakacup
「朝鳥」日の出シリーズ4月8日
停滞している先頭集団に、後続の追い上げが続いています。2位から6位までの距離は昨日午前7時の88海里から今朝の54海里に縮まりました。昨日6位、ジョック&ハミッシュ・マカディーさん親子が乗り組む「アレックス−チーム・マカディー」が、「ハラバルー」と「朝鳥」を抜いて今朝は4位に躍進。「朝鳥」は抜かれはしましたが、「昨夜は風があり、よく走りました。先頭集団の一角でがんばっています!」とのことです。
「朝鳥」のブログ

同じく今朝7時のアルゴスデータでは「ワイルド・ボア」は南緯11度14分、今朝の定時交信で神田純さんが「ソロモン海に入りました。昨日は最高のセイリング。昼間ずっとジェネカーを揚げて走りました。今も風があり、どんどん先行艇を追いかけたい!」とはりきっていました。
「ワイルド・ボア」のホームページ


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8位「ガストー」大胆なコース取りはいかに・・・

Photo:Osakacup
「ガストー」
昨日4月9日に「ガストー」のブライアン・パティンソンさんから届いたレポート。「異状なし。今日は散々な1日だった。およそ20ほどの暴風雨前線を潜り抜けた。風は5〜7ノットから50〜55ノットに及ぶ。最初は狭い海域ですぐ通り過ぎたが、徐々に1つ1つが長く激しくなり、最後は2時間も続いた。信じられないような雨と風、風速アラームを60ノットに変えなければ、鳴り続けていたところだ。運のいいことに、応急処置のグースネックは大丈夫。結構距離は稼いだはずだ。今は静かだが、支離滅裂な海域だ。」


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「リュウジン FGI」、「エソテリカ」を抜き10位浮上!

Photo:Osakacup
「リュウジン FGI」
トップの「ココリン」から492海里離れている「リュウジン FGI」は今朝7時までの24時間に200海里あまりのデイランを記録、「エソテリカ」を抜きました。この海域には、昨日9日にも強風注意報が出されています。

今朝、「リュウジン」の共同スキッパー ジョン・セイヤーさんが家族にあてた電話で、「大阪までの航空券はあまり早く買わないように。長いレースになりそうだから。」と伝えたとのこと。この24時間は「雨が降り、ムッとするような低い雲に覆われた中を、常に艇を走らせた。楽しみにしていた糖衣をかけたフルーツケーキが見付からなくて、気分が晴れなかった。」のですが、今朝「食べられていなかったよ。すべて順調!」と連絡がありました。

キャンベル・レイノルズさんとデイビッド・ベストさんが乗船する「エソテリカ」(14.0m)からも今朝レポートが届きました。

「異状なし。かなりの量の魚を干して、後ほど食べようと思っている。魚はほとんどシイラ。嵐の集団を避け、比較的スムースな海面で、嵐の周辺のいい風をもらっている。ここ何日かの夜はあまり快適ではなかった。」

レポートはメールで届きましたが、HF無線を利用したシステムのため、文章はなるべく無駄なく端的に書かれていています。


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