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ファイン・トレランスからのレポート
Day 37
午後にかけて風は弱まり続けたが、日の入り直後に少し息を吹き返した。私たちは終始風上から60度落とした角度で、風が弱いにも関わらず、この24時間は平均艇速6.5ノットで走っている。風が弱まると共に波も穏やかになり、夜通しカッパを着ないでセーリングすることができた。 過去二日間の間に、少しでも雨が降ったのはたったの2回である。
イルカたちも戻ってきて、今日はこれまでに会った中でも一番大きな群れ(40頭ほど)が艇の横へ来て泳いでいた。 本船もたくさんみかけるようになったので、それらの船舶がアジアの沿岸全体を出入りする間は、一時も目を離すわけにはゆかない。 この海域には特に大きな航路があるわけでなく、これらの船が行き来するどの港にも、一番直接的なルートになっているのだ。
社交面では、グアムのラジオ局の電波が入ったので、色々なニュースを聞くことができた。 なかにはオーストラリアの話もあった。 一回は総理大臣が、戦争は間もなく正式に終結すると言及したもの(ブッシュ大統領はまだそのような発表はしていないけれど)、もう一回は、デング熱が発生したのでクイーンズランドへの渡航は控えるようにという注意報だった。 これこそ国外にいるからこそ聞くニュースだ!
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