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2003. 4. 17
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「さらく」武田さんからの短いレポート
「今朝、グァムを通過して、現在ロタ島とグァムの間をセーリング中。これから大阪に向けて一直線です。
でも、どのネオンに向けようか思案中、道頓堀か新地か悩むところです。
これから約10日間他の2艇との追いかけっこになります。チョンボをした艇がドべになるので気をつけなくては。現在の位置関係ではどれが勝ってもおかしくないですからね。」
> ENTRY No.16「SALAKU」
> レース艇の現在位置
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TASAKI OSAKA CUP 2003フィニッシュ情報
4月17日15:17
総合3位、レーサーグループクラスC優勝「ティームFGI」は本日正午頃大阪湾に入り、1時現在北緯34度16分、東経135度00分におり約7ノットで走っています。
本人の申告では午後5時過ぎフィニッシュ、レース委員会では夕方から夜にかけてのフィニッシュとの予想ですが、淡輪でも、北港沖でも、西宮でも吹いていますのでかなり早くフィニッシュするかもしれません。
ニュージーランドの「ティームFGI」は前回1999年レースのファーストフィニッシュ「セイヤーナラ」のスキッパー ジョン・セイヤーがスキッパーを務める艇で、今回参加艇中最少の全長11m。
同じレーサーグループのより大きな艇が集まるクラスBを抜いての快挙です。
メルボルン/大阪ダブルハンドヨットレース推進協議会
広報担当
山岡真澄
> ENTRY No.6「TEAM FGI」
> レース艇の現在位置
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「チームFGI」がフィニッシュ!
ニュージーランドから参加の「チームFGI」がフィニッシュしました。
フィニシュ時間は 4月17日 17時 15分 35秒。
所要時間は、32日と8時間 15分 35秒で、レーサーグループのクラスCで 1位となりました。
「クラブマリンウィザード」と「るる」は潮岬沖で接近してレース中で、フィニッシュは明日4月18日になる見込みです。
> 総合順位3位「チームFGI」フィニッシュ!
> ENTRY No.6「TEAM FGI」
> ENTRY No.5「THE CLUB MARINE WIZARD」
> ENTRY No.22「LULU」
> レース艇の現在位置
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ファンネル・ウェブからのレポート
4月17日
自分の昼食が、アーノッツ・シェイプス1パック、瓶詰めのトマトース漬けスコティッシュ・サーディン、ピーナッツバターの残りを二人で分ける、というものだったらどんなか想像してみて欲しい。 それが今の私たちの現実だ。 そして食事情は日に日に悪くなっている。 つまり、早くゴールしなければ大変だということだ!
火曜日の夜は、贅沢をすることに決めた。 晴れた夜で、月は力強く満ちていて、海面は穏やかで、カテゴリー0セイルでの走りは快適。 私たちは「ザ・ロック」というサウンドトラック・アルバムをかけて、アーノッツ・シェイプスのパックとトマトソース漬けスコティッシュ・サーディンの瓶、それに最後のスモーク・オイスターの瓶も取り出した。 そしてウォルフ・ブラス・シラスのボトルを開けて、デッキで日が沈むのをみていた。 まだ太陽が沈んでいないのに、同時に月も見えているというのはなんだかおかしなものだった。 今まで殆どお酒を飲んでいなかったので、ワイン一杯でいい気分、二杯目からは上機嫌になった。 なんという人生か!海面はまるで湖のようで、辺りには何も無く、目で見えるところには海洋生物も居ないのだが、何故が寂しさを感じさせない環境だ。 太陽が沈んだあとに赤い色を残してゆき、まるで絵のようだ。 音楽も、戦いの歌で、私たちの戦いはもう少しで終わるとこだから、ちょうどマッチしていた。
陽が沈んだあとは、「タイタニック」のサウンドトラック・アルバムに変えた。 ゆったりとしたうねりが月の光の下で押し寄せ、<ファンネル・ウェブ>が波を切って進むのに、この音楽はまた更に幻想的だ。 昔、タイタニックのような不思議な船で航海するのはどんな気分だったろうかと想像してみる。 その雰囲気や船上で聞こえる音が手に取るようにわかる。 私はこの気持ちをイヴァンに伝えようとしたが、彼はワインが効いたのか、もう目を閉じていた。 月が海面を幻想的な銀のブランケットに変え、何マイルも先まで輝きに満ちている。
水曜日はもっと穏やかだった。 私たちはアーノッツ・シェイプスとサーディンとピーナッツバターの昼食を食べた。 海面は鏡のようで、静かだった。 太陽の光によってかなりの深さまで見える海は、まるで素晴らしいカットを施されたサファイヤのように見えた。 こんな海はダイバーにとっては夢のようだ。
多分、最低でも視界40mは見えていたと思う。 そしてまた、エイもサメもクジラも何も居ないのが不思議だった。 もし私が海に住む生物だったら、絶対にこんな綺麗な青い海を探しに来るけれど。 このとき艇速は4、5ノットしか出ていなくて、とにかく風が無かったので、私たちは少しでも速く走るためにコード0を揚げた。
セイルは問題なく揚がったけれど、スタンダードのヘッドセイルが孕むだけの風は無い。 私たちはトム・ジョーンズや「ザ・トーマス・クラウン・アフェア」の音楽をかけた。 ジャマイカ音楽が始まると、私は陸に上がって最初のウォッカ&オレンジを飲んでいることを想像しながらデッキでダンスを踊った。
水曜の午後、私たちはまた、あのミステリアスな霧の中に突入した。 朝にも同じことがあったが、それはものの10分ほどで終わったので特に心配もしなかった。 今回はこれが2時間も続き、霧が晴れた後では、取り巻く環境が劇的に変わっていた。 嵐の雲がそこらじゅうにあって、海面もかなり荒れてきて、水の色も濁ったグレーに変わっていた。 雨が降り出して、急に寒くなった。 私たちはセイルを変えて、ウォーターバラストを使うことにした。 ヘッドセイルをスタンダードに戻し、波もどんどん大きくなるので、夜にかけてはメインにリーフを入れた。
この突然の天候と気温の変化が信じられなかった。 一晩中寒くて荒れていた。 波も結構大きくて、バウは海面に突っ込み始め、空は嵐の雲に覆われて、デッキとコクピットに波が打ち寄せ、何もかもびしょ濡れになった。 今朝は太陽が見えているのでまだましだが、風は変わっていない。 真正面から吹いている。 そして波もまだ大きい。 しかし、このようなコンディションは<ファンネル・ウェブ>の得意とするところなので、うまくすれば先行艇を少し追い上げることができるかもしれない。 ゴールまで緯度にして6度分だから、風があれば、土曜日には着けるだろう。 今の艇速は平均9〜10ノットくらい出ている。 上りで走っているのだから、このスピードは悪くない。
いよいよアーノッツ・シェイプスも無くなった。 最後の1パックを今日の昼食に食べてしまったのだ。 私は栄養不足を感じているし、自分のエネルギー・レベルが下がっているのがわかる。 私はなんとなく不安な気持ちになっているが、これも食事のバランスが悪いときに起こるものだ。 時間が経つのも、距離を進むのも早く感じられる。 今日の午後はU2を聞きながらメールをやることにした。
今分かっていることを、もっと前にわかっていたら、もっといいレースができたのに。 気にしない、気にしない。 とにかく安全に健康な状態でゴールすることが大切だ。 ホテルの部屋はどんなだろうと想像する。 食べ物のことを忘れるために、買い物のことを考える。 イヴァンも私も、もし艇上の食事情さえ良ければ、まだまだ長い距離を行けたと思っている。 しかし、食料がこんなだから、今はゴールするのが待ち遠しくて仕方ない。 このままのスピードで走り続け、湾内の航行もそれほど問題なく行けばいいと願うが、マップや他艇のレポートを見る限り、潮の干満、潮流、混雑がなかなか大変そうだ。 それと税関でもあまり時間がかからければいいな。 あと、日本にもホット・チップスとトマト・ソースがありますように!
シビーより
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