NEWS


  2003. 4. 11

  <さらく>の航海日誌


4月11日
10時 北緯02度51分 東経151度3分
西の風3m 晴 33℃ 北東から1mのうねり

 船内は蒸し暑いのでドックハウスの上にあがってライフラフトを机がわりにしてパソコンをたたいています。
昨日から赤道直下らしい穏やかな天気。  それまでは曇や雨が多かったのに一変した。 しかしちょっと風不足。  昨日から夜も昼もフルメインとゼノアでようやく4ノットくらいのスピードだ。 

 今日は皆さんに船内の生活を紹介しよう。 以下は昨日、僕がしたこと。 

00:00
 30分前からエンジンを回すためエア抜きをして、ワッチ中の武田くんがエンジンスイッチを入れたところでデコンプレッションレバーを操作して始動。 充電のため高速で30分回した。 1時間前から無風だったが北へタックしてしばらくしたら西風が出てきたのでそのまま3時まで走った。 風が北へ振れてきたのでワッチ交代の時にタック、武田くんには西へ走ってもらう。 

06:00
 ワッチ交代の時にタックし再び北へ船首を向ける。 バウデッキにインナーフォアステイとストームジブがセットしてあるのでタックの時には一人がゼノアを反対側へかえすためバウデッキまで行かなくてはならない。 

07:00
 風が落ち着いてきたので朝食。 シリアルにロングライフ牛乳をかけたものと、タコス風のものを軽く焼いたものでオイルサーディンやチーズを巻いて食べる。 以前はクラッカーが多かったが今はこれがお気に入りだ。 

08:30
 長崎のアマチュア無線局から熱帯低気圧の情報を報せてもらう。 台風に発達しそうでさらくから600マイルくらい東にあるため動きに注意している。 


マストにとまったセミ
09:00
 ワッチ交代だがファーラー修理のためマストトップに登ることにした。 武田くんにハリヤードを引いてもらいながらボースンチェアーを使って登った。 結果は残念、フォアステイのワイヤーの一部が切れていてファーラーとしては使えないことがわかった。 ゼノアを使う時には大きな負荷がかからないように注意しなければいけない。 

10:00
 汗をかいたので水浴び。 水温31度の海水をバケツでくんで浴びるだけのことだが、これが気持ちいい。 仕上げは1gちょっとの真水で体を拭くだけ。 あとは着ていたものをロープに通して船尾から流しておけば海水がきれいにしてくれる。 

10:30
 タック。 

11:30
 キャビン内の掃除。 エンジンからオイルや燃料が漏れるので汚れた。 穏やかな日にはビルジを出したり船内を掃除しないと不潔になりやすい。 
 ワッチ交代前に食事。 缶詰野菜と缶詰肉を炒めたものと前夜炊いたご飯。 

15:30
 アマ無線で交信

16:00
 ダーウィンRSMCから気象ファックス受信。 風の予報に関するもの。 

17:30
 ヨットレースのロールコール(定時連絡)。 

18:00
 ワッチに入る。 久しぶりにきれいな夕焼けが見られた。 スティビーワンダーのCDを聞きながら。 

19:00
 オートパイロットのスイッチを入れて、武田くんがつくったちらし寿司、ポテトサラダで夕食。 さらくのシェフは腕がいいのだ。 

21:00
 ワッチ交代0時まで眠る。 

 昨日はマストに登ったりしたのでいつもよりは忙しかった。 オートパイロットは休憩の時以外はほとんど使っていない。 これら以外にもバッテリーのチェック、海図への記入、こわれたものの修理などいろいろやることがある。

ENTRY No.16「SALAKU」
レース艇の現在位置