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![]() スキッパー:久松誠
(20)プロフィール: レースフィニッシュ地点の大阪をベースに活動する大阪北港ヨットクラブからのエントリー。1997年のSAIL OSAKA '97では香港から大阪までの全レグに出場。1998年にはブリスベン〜グラッドストーンレースに出場。
インマルサット マリンミニMを通じて送られてきた写真、メッセージ
5月12日 朝、起きたらジミーさんがごそごそとハッチを閉め出した。どうもスコールが来るようだ。ヘッドセールを下ろし2ポイントリーフしばらくすると来た来た来た大雨が・・・ジミーさん合羽も着ずに水集めに必死。努力の甲斐あって100リッターの水が直ぐに集まった。ふと見るとちゃんと自分も洗ってたけど。雨水のほうが軽油の混じったペットボトルの水より、中途半端に洗ったタンクのなかの水よりうまい・・・しかしスコールの後の定番なぎが・・・少しそよそよと吹いてきたが完全に真追手の風メインを下ろしてしまいゼネカーのみでセイリング。なかなかセールが潰れないのでよく滑ってます。舵はオートパイロット様におまかせしフラクショナルゼネカーのスナッファーの修理を始める、赤道超えてからこれでかっ飛べればいいんだが。 お昼風なくボートはフラットなので昼飯を作ることにするキャベツがまだ生きていたのでお好み焼きをつくる。14:00風が東へ振り出したのでメインをあげる。15:00頃までゼネカーフルメインの登りいっぱいで走っていたが7から8ノットで出した時にブローチング開始。とうとうゼネカーを下ろしNo1を上げる。とゼネカーを下ろしたらなんとマストトップのハリヤードのリーダーがネジが2本とも切れゼネカーともども下りてきやがったそれにそのアイが飛んだおかげで擦れどめがなくなりハリヤードが痛む。またまた修理個所が・・・フルメインNo1クローズリーチでがんばること1時間またまたブローチング、風がばんばん上がり今度はNo1を下ろし2ポイントリーフ。17時風が少し落ちてきたのでNo3を上げる。こんどはアビームで快走。ここまでほとんど7ノット以上のボートスピードをキープ。夕食五目御飯を炊き味噌汁を飲む。20:00風が落ちフルメインに・・・No1フルメインの登り。
5月13日 朝、昨日も朝スコールだったけど今朝もか・・・スコールが過ぎフルメインNo1で波一つない海面を4ノットほどで滑っている時に昨日飛んだマストヘッドのアイをなんとかしようということになり折れたネジが抜けるかと思いバイスグリップを持ち抜けなかった時の為に擦れどめ用にテープを持ちマストへ上る今回は波がないと思ったのでビデオカメラを持って登ってく。しかしいざ登り始めると少し波が出てきてパンチング開始マストトップで少しビデオカメラをまわしたあとネジが抜けそうにないのであきらめ擦れどめにテープを貼り出したとき波が大きくなり始めマストトップでは激しいパンチング、上で体のホールドはセクシーにうちももにマストを挟み足首をジャンパーに絡めているもんだからパンチングのたびにあそこに大きな衝撃が・・・しかももうすぐ終わって下りれると思っていた時に風が上がり大きくヒール・・・マストトップから見ても海面の変化なんか一つもなかったのに・・・なかなかエキサイチングなクライムだった。この後フルメインNo1d滑っていたが15:00無風に掴まれニューアイランド見ながら西へ流され始める・・・みんな忠告してくれたのに松ちゃんと同じ運命になってしまったようだ悪あがきはせずオートパイロット様に任せて風を待ちながら大きな休息をとることに・・・22:30待望の風がバック・・しかし・・北風。ないよりましだーとセールを操りなんとか船を動かす。5月14日 0:00最悪な潮が現れ始め風もぐるぐる回り始める。いちよう登りの風だったので北西へボートは向いていたからタックすれば北東へ向かうだろうと思ったのにすれば南東へ向いてしまう。微風でなのかタッキングアングルはコンパス上で120度潮のせいでGPS上では180度。なんちゅうことだー。南東へ行くよりは北西へ行ったほうがいいとまたまたタックここれの繰り返し。その後風が少し北西へ振れたので今度こそはタックすれば北東へ向くだろうと思いタックすれば確かにコンパスは北東を指したがGPSは南西もーいやだー。 ボートスピード1ノットアゲンストの潮1,5ノットため息しかでませんね・・・またまたタックを反して南西へ行くよりは西北西へ行くほうがいいやと思いがまんがまん。朝、ワッチ交代のときにゼネカーをあげニューアイランドの東へでようとがんばる。途中で風が変わりゼネカーダウンNo1にまたまた風変わりゼネカーへ12:00スコール、ゼネカーをスナッファーに入れ下ろそうとしたが下りてこない!スナッファーに入れたまま上げとこうとしたが上がりもしない!マストトップでなにか引っかかってしまった!スコールが過ぎオケラに出、潮に北東に流されているのを確認しメインを下ろしメインハリヤードを使いマストトップへなぜだーなぜ2日も続けてマストに登らないといけないのだーといいつつローリングピッチングの激しい中ハリヤードゼネカーを下ろすことに成功。今回はデジカメをもって登りました。マストトップの問題は12日に飛んだアイのせいでガイドがなくなったので外皮を剥いたハリヤードの部分がシーブから外れマストとシーブの間にかみ込んでしまったためだった。マストトップの感想「ローリングピッチングの中やはりあそこが痛い、気分が悪い、ニューアイランドの景色最高。ローリングで自分の下に海面しか見えていない時は飛び込みたい衝動にかられる。ハリヤードが下りた瞬間は最高にハッピー。」という具合。始めはマストヘッドもうだめかと思ったが予備パーツを思い出し復旧することにこれで少しは早く赤道を通過できるだろう。復旧方法。パーツ、ブロック1つ、スナップシャックル1つ、8ミリのスペクトラライン(予備としてワンロール買って置いた)を使い写真のように取り付け、オリジナルのハリヤードはマストトップで固定、そこにブロックを付けハリヤードはマストの外を通しマストカラーの予備のブロックを経由、キーボードの予備のクラッチに通す。オリジナルより10センチほど低くなるが登りいっぱいでゼネカーを使わない限り問題はない、しかもハリヤードがマストの外だから上げ下ろしがとても楽にできる。もう一つ問題発生メインを下ろしたところバテンが2本折れていた。どうもセールシェイプが悪いなとはおもっていたのだが・・・ゼネカーを上げセイリング再開と同時に ジミーさんがバテン修理に取り掛かる。折れたバテンを抜き折れた部分を少しサンディング、バテン入れ用の短いバテンを切り折れた部分にエポキシで付けテープで止めて完成。バテンを入れメインを上げる。シェイプは少し戻ったようだ。夕食のえびチャーハンとオイルサーディンを食べ風がシフトして船が島へ向かい始めたのでゼネカーを下ろしNo1にする。23:30スコールNo1を下ろしメインだけで走らせる。
5月15日 0:30しばらくスコールの後風は続いていたがだんだんなくなってきたのでヘッドセールを上げることにする。No3を上げると3ノットの艇速が5ノットまで上がる、ほんまはNo1を上げたかったが夜なのでニューアイランド島と雲の区別が付かなかったので安全の為に小さいセールで押さえとく。レースやってるんだからもっとプッシュしろと自分でもおもうのだがクラスどべちゃんは決まっているのだから船に対してもクルーに対しても無理しないように・・・完走を目指して走らせます。 朝6:00ワッチ交代ジミーさん風がなくなったのでNo3を下ろしゼネカーを上げてた。でも風がないのではらまず今回ジミーさん一人でのゼネカー初トライではらまないので自分のセッティングがあってるかどうかきいてきた。あってたよ。ジミーさんオムレツを朝食べる。うまい。玉子が後8個くらい、もっと買っておけば良かった・・・ゼネカーとメインに何度もバックウインドが入るのでジャイブの繰り返し、しかし潮に北西へ2ノットで流されてるだけ・・・なんとなく風をはらんですなスターボードタックにセールを落ち着かせオートパイロット様におまかせし、初めてのんびりコンピューターと向かい合わせ。途中何度かそよ風程度が吹きその度にセールトリム少しでも進めたかったから。でも3,4ノットどまりで30分と風は続いてくれない。 10:00ワッチ交代そよそよと吹き2ノット程度の艇速、しばらくしてからすーっと吹きやったー6ノット10分で終わりまたぴたっと止まり潮に流されてる状態。南流じゃなくてよかった。今日は少しぽかぽか程度温度計を忘れてきたので外気温は分かりませんそれでも船内は34度ありますが過ごしやすく。11時頃までコンピューターとにらめっこ少し寝てからオケラにでようと横になったのが間違い、気持ちよすぎてワッチ交代まで寝てしまう。気分的には何日間もずっと寝てしまってたみたい。初めてこんなにぐっすり寝てしまいました。これでオケラにでない理由が1つ増えました。1つ忙しい、2つ疲れてオフワッチの時間に起きれない、3つ気持ちよすぎて起きれない。でワッチに入ったが風なしオートパイロット様任せでまたコンピューターとにらめっこ。今15:15は南緯3度41分、東経153度02分を航行?中です。天気晴れ、波なし、風なし、潮北西へ1,3ノット玉子は潮に乗ってるだけ・・・
5月9日 朝、なぎでとうとうマコトはゼネカーを修理して上げる。第2レグスタート2日目にステアリングケーブルが切れ、3日目にペデスタルをなぎ倒し使用不能になっていたオートパイロットがついにジミーさんの努力の結果復活。
5月10日
しかしスコールが終わってから風なし。30分くらいしてからイーストが少し吹いてきたのでブームプリペンダーをきかしてゼネカーを上げようとしたところ、プリペンダー用のアイのまわりにクラック発見。デッキギアでウインチのつぎに丈夫だと思っていたところがこうなってはもうこれ以上この船を信用できなくなりJALを使って早く帰りたいと思う。もういやだー。 でも5回もマストを水に浸けてその中2回はまっさかさまになってもマスト折れずに立ってたんだから帰るのは帰れるだろうと気を取りなをし見た目を気にせず修理開始。帰ったら修理改造個所が山のようなリストになってるとおもう。5500マイルとてつもないシェイクダウンだなー。修理完了後再びゼネカーラン波なし水平線が360度見渡せるが風はそこそこあり気色悪いほど彼女は滑ってます。これでオフワッチの仕事料理が楽に作れよく眠れ文句無し。
4月20日
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